「ギャルリー・サン・チュベール」(ベルギー:ブリュッセル)
「菅義偉官房長官」は9月17日午前の記者会見で、平成27年夏の「国連教育科学文化機関」(ユネスコ)の「世界文化遺産」登録を目指し、福岡県の「八幡製鉄所」など九州、山口県など計8県に及ぶ【明治日本の産業革命遺産 九州・山口関連地域】を推薦すると正式に発表しました。
推薦理由について「遺産群は日本が『ものづくり大国』となる基礎をつくった歴史を物語るもので、地域を超えた産業関係者から広く期待が寄せられている」と述べています。「岩手県釜石市内」にも対象となる遺産があり、「最優先課題である復興支援に大きく貢献する」と強調しました。
政府の有識者会議が「明治日本の産業革命遺産」の推薦を決めた一方で、文化庁の文化審議会は「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」(長崎県、熊本県)を推していましたが、「文化遺産」への各国の推薦枠が年1件のため、政府内で調整を行ったということです。
(讀賣新聞:13.09.14夕刊)
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