「ジャガー人間」出土：「ペルー/パコパンパ遺跡」

　南米ペルー北高地の「パコパンパ遺跡」を調査している「国立民族学博物館」（民博、大阪府吹田市）などが、紀元前800～紀元前500年ごろの「ジャガー人間」の石像が出土したと発表しました。
　霊的な存在としてあがめられていた「ジャガー」に「宗教指導者」が変身した姿とみられ、貴重な発見だといいます。
　同遺跡は、「クントゥル・ワシ遺跡」と並ぶアンデスの国家出現前（紀元前3千年～紀元前後）の神殿跡です。
　3段あるテラスの最上段の基壇で、金の装身具を身につけた「パコパンパの貴婦人」と呼ばれる女性権力者らの墓が見つかっています。






（讀賣新聞：13.09.07）

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所