「豊中えびす祭」:服部天神宮
大阪市中央区の「心斎橋筋北商店街振興組合」(春木洋次理事長)は、同商店街の「アーケード」(全長28m)を全面改修すると発表しました。「和風の迎賓アーケード」をコンセプトに、「LED照明」を設置するなど省エネ対策にも取り組むようです。
現在の「アーケード」は、「ガラス」や「繊維強化プラスチック」で作られ、完成から45年が経過しています。老朽化による水漏れなどがあるため、改修が必要となったものです。
「新アーケード」は、耐久性のある「アルミ材」を主に使用し、木目調に仕上げるそうです。「屋根」は格子状で、天井の一部に欄間を飾るなど和風テイストを随所に盛り込むとのこと。「長堀通」に面する南側玄関には、江戸時代の人通りをシルエットで表現した「大看板」を掲げ、上部にはかつての「心斎橋」の象徴だった「ガス灯」を残す予定のようです。
「LED照明」により、電力消費量は従来の3分の2まで削減でき、工事費は約1億8千万円で、うち1億円は国の補助金で賄うものです。工事期間は9月9日から12月下旬までの模様。
(讀賣新聞:13.09.03)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所