「伝統建築の技術」を継承:「球磨工業高校 伝統建築専攻科」

高塚哲治

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テーマ:技術

 「球磨工業高校 伝統建築専攻科」は、「建築科伝統建築コース」の15年間にわたる地域に密着した数々の実績を踏まえ、日本古来の「伝統建築技術者」や「文化財保護のスペシャリスト」を目指す者に、「『本物にふれさせ、本物の技術を学ばせる』ため、高校卒業後の2年間で伝統建築技術・知識を習得させる」全国で唯一の「伝統建築専攻科」として平成16年4月に設立されたそうです。
 「人吉球磨地区」は、国宝「青井阿蘇神社」をはじめ中世を含む多数の文化財建造物が点在し、地域にある文化財の修復や祠などの製作には高度な匠の技を必要であり、当科は、課題研究の授業の中でこの文化財の修復や祠などの製作をすることにより、地域に密着した様々な取り組みから多くの成果を収めていますということです。
 急流「球磨川」の緑あふれる山々に守られ、受け継がれてきた日本文化と伝統。明日の匠を目指して羽ばたこうとする若者たちが、その技を継承していくために日々修練に励む姿は頼もしい限りです。。








《讀賣新聞13.07.27》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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