「木材利用ポイント制度」:「木製家具」購入でポイント

高塚哲治

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 「木材利用ポイント制度」は、地域材を一定以上活用した「新築住宅」「内装木質化」「木製品」などを対象に「木材利用ポイント」を付与し、地域の農林水産物と交換などを行う取り組みです。
 「新築住宅」については30万ポイントが付与されます。
 木材の利用促進と地場産業育成を目的に4月にスタートした制度ですが、7月からは「テーブル」や「ベッド」などの「木製家具」の購入も対象に加わりました。「木材利用ポイント」は1ポイント=1円相当で、付与対象となるのは、いずれも一定の基準を満たす、【木造住宅の新築・増築・購入(1棟あたり原則30万ポイント)】【住宅の内装・外装を木質化する工事(上限30万ポイント)】【木製の家具などの購入(価格の約10%相当で1製品あたり上限10万ポイント)】の3パターンです。
 「新築住宅」「内装木質化」は、今年4月以降の着工分から対象となっていましたが、「木製品」については7月から適用となり、より多くの消費者に活用の機会が広がりました。ポイント発行や商品交換の申請受け付けも始まっています。
 事業予算は410億円で、制度の大まかな仕組みは、以前の「家電エコポイント」などと同じで、消費者がポイントや商品の交換を申請すれば、もらえる仕組みです。
 ポイントの発行対象となる「家具」は、公募を経て選定されたもので、「木材利用ポイント事務局」のホームページで検索できます。  
 大手から地方メーカーの商品まで341点が掲載されています。








《讀賣新聞13.07.20》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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