「大阪ハリストス正教会」:木造ビザンチン様式
「仏陀」が悟りを開いた地として、全世界の仏教徒の第一の聖地とされるインドの「ブッダガヤ」で、7月7日の早朝から連続的に10箇所で爆弾が破裂するという事件があった模様です。
「インド」警察は「テロ」と断定し、捜査を始めているようです。「インド」内で仏教施設が「テロ」の標的となったのはこれが初めてということで、「チベット人」を初め「インド」内の仏教徒には衝撃のようです。
最初の爆発は、「ユネスコ世界遺産」に登録されている有名な「マハーボディー大塔」傍にあり、その下で「仏陀」が悟りを開いたとされる「菩提樹」の近くで起きたものの、爆発は早朝5時半頃ごろであり、付近に人は少なく人的被害は少なかったようです。
その後、この大塔付近の数箇所で爆発があり、大塔からはかなり離れた場所にある、通称「カルマパ僧院」内と「日本が建てた大仏」の近くでも爆発が起ったということです。
ただ、爆発の程度は何れも大きくなく、爆発により負傷したのは「ビルマ人僧侶」と「チベット人僧侶」の2人だそうです。
「インド警察」は大塔内に設置されていた監視カメラの映像から数人の容疑者を割り出し、容疑者の内の1人を拘束したという情報があるものの、まだ犯人グループの特定には至っていないということです。ただ、「インド情報部」は、犯人は「インド・ムジャヒディン」と呼ばれる「イスラム過激派」グループではないかと推測している模様です。
今回の「ブッダガヤ」の爆弾事件は、周辺国における「イスラム教徒」と「仏教徒」の対立が波及したのではないかと推測されています。「ブッダガヤ」には日本仏教系の寺院が3つあり、今回狙われたのは、その内の1つで、「法華経系新興宗教」である「大乗教」が建てた数十メートルの高さがある「日本式大仏」だということです。
《讀賣新聞13.07.08》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所