「ギャルリー・サン・チュベール」(ベルギー:ブリュッセル)
「国連教育科学文化機関」(「ユネスコ」UNESCO)は6月20日、「シリア」国内にある6つの「世界遺産」について、2年以上続く内戦により甚大な被害を受けたとして「危機遺産」に指定しました。
「シリア」には、「ダマスカス」(Damascus)、「ボスラ」(Bosra)、「アレッポ」(Aleppo)の3古代都市と、「パルミラ」(Palmyra)の遺跡、「クラック・デ・シュバリエ」(Crac des Chevaliers)と「カルエッサラー・エルディン」(Qal'at Salah El-Din)の城、「シリア北部の古代村落群」の計6つの世界遺産があります。
「ユネスコ」の「世界遺産委員会」は、「カンボジア」の首都「プノンペン」(Phnom Penh)で開いた会合で、6つ全てを「危機遺産リスト」(World Heritage in Danger)に登録し、6月20日に、文書で「シリアにおける武装紛争状態のため、6つの世界遺産の『顕著な普遍的価値』を確実に保全・保護する条件が失われた」と発表しています。
《讀賣新聞13.06.22》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所