「豊中えびす祭」:服部天神宮
「国土交通省」は4月26日、「既存住宅インスペクション・ガイドライン」の最終案をまとめました。
今回の「ガイドライン」の対象は、既存住宅の取引時における利用を前提とした基礎的な「インスペクション」(建物診断・検査)です。共通して実施されることが望ましい検査項目や方法・手順が示されました。このほか、「インスペクター」について、資質の目安や、守るべきルールも提示されています。また、検査ミスなどに起因するトラブルを防ぐ狙いから、「適切な説明」を重視し、事業者や検査の内容・結果に関する留意事項などを「重要事項」としての業務受託時の説明や、消費者に事業者選びの参考としてもらう目的も含めてホームページ上に掲載したりする必要性が盛り込まれました。
尚、「ガイドライン」は、現時点で妥当と考えられる一般的な基準をまとめたものであり、事業者の順守を促すことで、健全な市場形成を図る狙いがあるとしています。
《NIKKEI ARCHITECTURE 2013-6-10》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所