「伏見稲荷大社(京都)」と「すずめ」焼き
「3Dプリンタ」とは、通常の紙に平面的に印刷するプリンターに対して、「3DCAD」「3DCG」データを元に、立体(3次元のオブジェクト)を造形するデバイスを指します。通常は積層造形法によるものを指し、切削造形法によるものは「3Dプロッタ」と呼んでいます。3次元のオブジェクトを造形することを、「3Dプリンティング」(三次元造形)と呼びます。「3Dプリンタ」の使用用途としては、実際に製品を作る前にそれぞれの部品を「3Dプリンタ」で出力できるサイズに縮小して出力し、デザインの検証・機能検証などの試作に使います。
大手建設会社などでは、建物の模型を「3Dプリンタ」で出力して客に説明する際に使っています。
これまでは、安くても数百万円するため、主に企業など事業所で導入されていたましたが、海外では数万円~数十万円のものが発売され始めたため、個人や家庭でも導入されるようになりました。
この「3Dプリンタ」を使用するメリットは、1cm2あたり20円という安価(メーカーによって多少のばらつきはある)で試作でき、今までパソコンの画面上でしか見ることが出来なかったものが、模型サイズで実際に手に取ることが出来るため、完成した時のイメージを正確につかむことができます。結果、作業効率の向上につながります。
《讀賣新聞13.05.05》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所