「ボストン美術館展」ジャポニズム
「パリ」の競売会社「ドゥルオー」は、「エリゼ宮」(大統領府)所蔵の高級ワイン約1200本を今年5月末の競売に出品すると発表したそうです。歴代の大統領が晩さん会などに出した銘柄も含まれているとのこと。
フランス政府は他の欧州諸国と同様に緊縮財政を強いられ、今回のワイン放出は財源捻出の一環で、今後はより廉価なワインを揃えるようです。
競売に出されるのは、「エリゼ宮」が保有するワインの総本数の1割に当り、出品のワインの多くは「ボルドー」や「ブルゴーニュ」が産地といいます。
競売では、ワインマニアが100ユーロ(約12000円)以下でこれらの高級ワインの多くを入手出来る機会となり、競売での価格幅は15ユーロから2200ユーロになる見通しです。
英国政府も、3月に競売商「クリスティーズ」と組んでワインを出品し、7万5000ポンドの売上金を得ており、外国の賓客をもてなす費用の一部に充てると説明しているそうです。
《讀賣新聞13.05.03》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所