「庇」の落下:「欠陥住宅(53)」

高塚哲治

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テーマ:欠陥住宅

 4月12日午前、大阪・ミナミの繁華街で5階建てビルのベランダの「庇」が落下し、近くの歩道を歩いていた女性にあたり、右肩に軽いけがをしたということで、警察が原因を調べています。
 高さ約15mの4階のベランダに付いているモルタル製の「庇」で、長さ5m、幅60cmあるとのこと。
 地下鉄心斎橋駅から南に300mほど離れた飲食店などが建ち並ぶミナミの繁華街に位置するビルで、メリメリと音を立てて大きなモルタルの塊がいくつか落ちています。
 警察はビルの所有者などから事情を聴いて原因を調べるということです。
 繁華街には、仕上げ材に関して【建築当初から安全性が確保できていない建築物】【維持管理が不十分な建築物】も多く、歩行中十分に注意したいものです。




《讀賣新聞13.04.13》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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