「ボストン美術館展」ジャポニズム
民事再生法を適用して再生手続きを終えた建設会社のうち、再び倒産した会社は、2013年3月1日時点で63社に上ることが帝国データバンクの調査で明らかになっています。 再建手法を用いても、結局は経営的に立ち直れなかった建設会社の多さが露呈したことになります。建設業の再倒産件数は、他の産業と比べて特に多く、2010年3月末の時点で再倒産した建設会社は35社だったのに対して、その後の3年間で28社が再倒産したことになります。
再倒産した建設会社のほとんどが、負債規模が1億円未満で、売上高が数億円以下の中小の会社です。多くの中小企業の資金繰りを支援してきた「中小企業金融円滑化法」は3月末で終了したことから、「中小企業金融円滑化法」を利用していた企業のうち、今後、民事再生法を申請する中小企業が増えるものと見込まれています。
発注者、受注者ともに、的確に内在する「リスク」回避が求められる時代です。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所