「伏見稲荷大社(京都)」と「すずめ」焼き
【これまでデジタル化の波に乗り切れなかったシニア市場。だが90歳のおばあちゃんがタブレットを使いこなす日は近い。「超スマートシニア」の登場は小売業界に大きな衝撃を与える。年齢別インターネット利用率はここ10年間で高齢者の伸びが顕著で、増えている理由はネットを使わなかった人が利用するようになったことと、若い時代に使っていた人が年を取ってもネットを利用し続けていることにある。このペースでいくと2025年の高齢者のネット利用率は飛躍的に増えることが予想される。2012年、日本の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は24.1%。既に様々な生活シーンでシニアシフトが進み、既に紙おむつ市場は「大人用」が「赤ちゃん用」を逆転した模様。高齢化が進めば進むほど、市場はシニアシフトへと向かう。デジタル関連市場もようやく、シニアシフトが加速しそうである。】《NIKKEI BUSINESS 2013.4.8》
間違いなく近い将来、シニアでも大半の人がネットを使って、簡単に手軽に安く情報を入手して賢く消費行動を取る時代になります。市場がガラス張りになり、商品の売り手はごまかしが利かなくなります。ネットで見れば、ほとんどのモノが、どこで、いくらで売られているかがわかってしまう。市場はそれまで「売り手市場」から「買い手市場」に変わっていきます。情報武装したスマートシニアが増えることで、シニア市場もどんどん「買い手市場」になり、その結果、従来の売り手の論理が通用しなくなります。
商売や仕事の仕方も、置き去りにならないように知恵をしぼり、工夫しなければなりません。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所