「道後温泉本館」ピンチ!

高塚哲治

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テーマ:名建築/迷建築

 「夏目漱石」の小説「坊っちゃん」の舞台である松山市の観光名所「道後温泉本館」(重要文化財)で修復計画が持ち上がっています。   
 来年で築120年となり、耐震性能上、修復は待ったなしの状態ですが、全面修復の場合は、長期間閉館しなければならず、「無鉄砲にやれば、客離れか起きる」と地元温泉街、運営主体の市の双方が逡巡し、いつ着工するかめどは立っていないということです。
 「道後温泉本館」は、愛媛県松山市の道後温泉の中心にある温泉共同浴場で、別名・愛称は「坊っちゃん湯」。戦前に建築された歴史ある建物(近代和風建築)で、街のシンボル的存在であり、1994年に国の重要文化財(文化施設)として指定されています。共同浴場番付において、東の「湯田中温泉大湯」と並び西の横綱に番付けされているほか、2009年3月、「ミシュランガイド」(観光地)日本編において2つ星に選定されています。2009年、経済産業省の「近代化産業遺産」にも認定されています。






《讀賣新聞13.04.07》

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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