「欠陥マンション」(東京・青山)発覚:【建築プロセスの最適化】の重要性
インド西部に位置する「ムンバイ郊外」で4日夜に、建設中だった7階建てのビルが突然崩れ落ち、少なくとも45人が死亡したとのこと。
犠牲者の大半は1日2~4米ドル(約200~400円)程度で雇われた地方出身の建設労働者とみられ、こうした労働者は、地元から妻子を連れてきて現場で一緒に暮らすことも多いようです。「ムンバイ郊外」ではこのところ中流層を狙った住宅建設ラッシュが続いている模様ですが、このビルについてインドの「ヒンドゥスタン・タイムズ」は、《わずか2~3カ月で7階まで建てた。建材も劣悪で初めから倒壊する運命であった。》と報じています。
崩壊したビルは、建設許可を得ていなかったようで、現場は中産階級が多く住む近代的な住宅地にあり、付近には他にも新たに建設中のビルが複数あることから、当局では調査を実施するようです。
グローバル化が進み、海外に出向く機会も多くなりますが、「リスク管理」を忘れないようにしたいものです。
《讀賣新聞13.04.06》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所