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古刹(古い由緒のある寺。古寺。)「當麻寺」ゆかりの宝物を紹介する特別展が行われています。30年ぶりに「綴織(つづれおり)當麻曼荼羅(まんだら)」(奈良時代)などが出展されています。
當麻寺(たいまでら、新字体:当麻寺)は、奈良県葛城市にある7世紀創建の寺院です。現在信仰の中心となっているのは「当麻曼荼羅(本堂)」です。宗派は高野山「真言宗」と「浄土宗」の並立となっています。開基(創立者)は聖徳太子の異母弟・麻呂古王とされていますが、草創については不明な点が多いとのこと。
西方極楽浄土の様子を表した「当麻曼荼羅」の信仰と、曼荼羅にまつわる「中将姫」伝説で知られる古寺です。毎年5月14日に行われる多くの見物人が集まる「練供養会式(ねりくようえしき)」は、「当麻曼荼羅」と「中将姫」にかかわるものです。奈良時代~平安時代初期に建立された2基の「三重塔」(東塔・西塔)があり、近世以前建立の東西両塔が残る日本唯一の寺としても知られています。
「大和七福八宝めぐり」(三輪明神、長谷寺、信貴山朝護孫子寺、當麻寺中之坊、安倍文殊院、おふさ観音、談山神社、久米寺)の一つにも数えられています。
《讀賣新聞13.04.06》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所