「豊中えびす祭」:服部天神宮
新しい「歌舞伎座」は、「三菱地所設計」と「隈研吾建築都市設計事務所」による共同設計で、「杉山隆建築設計事務所」の「今里隆」氏が劇場監修を務めています。
建て替えの実施は2008年(平成20年)10月に正式に発表され、翌年8月26日に「松竹」と「歌舞伎座」により建て替えの具体的な計画を発表。
「歌舞伎座」再生委員会の草案に基づき、「歌舞伎座」を建て替えた上で、地下4階地上29階建ての高層オフィスビル(高さ145メートル、軒高135メートル)を併設するというもので、劇場の外観は従来通り低層で和風桃山様式を採用、晴海通りから35メートル後退させて入口の前に緑を配しています。内部も従来通り桟敷席や一幕見席を配置、バリアフリー化やトイレの数が増加されるほか、歌舞伎文化を紹介するギャラリーも配置されることとなり、地下鉄「東銀座駅」とは地下で直結。耐震性が特に重視され、銀座地区の防災拠点と帰宅困難者一時避難場所としても機能するように設計されているとのことです。
《讀賣新聞2013.02.15》
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所