「建築の品質崩壊!」(「建築生産システム」の最適化へ向けて。)
住宅リフォーム・紛争処理支援センターがまとめた資料によれば、不具合発生に伴って寄せられた相談のなかでは、「ひび割れ」が「雨漏り」に次いで2番目に多くなっています。部位別でみた不具合の相談件数も、「ひび割れ」が生じやすい「外壁」や「床」に集中しています。
「ひび割れ」は、建築物の美観にとどまらず、耐久性に大きな影響を与えることが広く知られるようになりました。以前は《鉄筋コンクリート(RC)にひび割れはつきもの。》という専門家からの説明で、多くの建築主が納得していましたが、現在は大きなクレームや訴訟に発展することもあります。
心配な場合は、不具合(欠陥)問題に詳しい専門家に相談することが肝要です。
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所