【沈下修復工事】:アンダーピンニング工法(鋼管圧入工法)「欠陥住宅(44)」

高塚哲治

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テーマ:欠陥住宅

 「アンダーピンニング工法(鋼管圧入工法)」の手順は、添付資料のとおりです。「圧入鋼管」は接合部が多くなることから、杭耐力を低減させないような継手溶接方法、杭体の鉛直性などについて確実な管理が必要となります。特に抗基礎として扱う場合は、地震時の曲げに対して充分な安全性を確保しなければなりません。基礎への定着は、原則的に抗基礎として扱う場合は「剛接合」、地盤補強として扱う場合は接合しません。
 打止め管理は、「貫入長さ」とともに、「圧入荷重」および「リバウンド量」などにより確認します。.「ジヤッキアップ」に際しては、「圧入力」を適切に管理し、レベルなどによる計測を実施するとともに、目視や音による確認作業を行い、上部構造や基礎梁に有害なひび割れや変形が生じないよう充分に注意しなければなりません。
《資料は、「積算資料ポケット版2013」抜粋》



タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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