「分譲マンション」の管理で届け出義務化

高塚哲治

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 東京都豊島区は、区内の全「分譲マンション」について、所有者らに「長期修繕計画の作成」や「管理状況の報告」などを義務付ける「豊島区マンション管理推進条例」を制定するとのこです。管理運営のための合意形成を円滑にするのが目的で、2013年7月の施行を目指しています。「分譲マンション」に特化して罰則規定を有した管理条例は全国でも珍しいようです。
 素案によると、マンションの管理組合や区分所有者に対し、「管理規約などの作成と保管・閲覧」「総会および理事会議事録の作成と保管・閲覧」など8項目の義務を課し、区への届け出を求めています。
 また、努力項目として、「適時適切な修繕の実施」や「旧耐震基準のマンションの耐震化」なども定められています。区は、届け出をしないマンションに対して指導・要請、さらに勧告をも行うようです。勧告に従わないマンションについては、名前を公表できるとしています。
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タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治(建築家)

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大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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