「欠陥住宅(24)」外装「タイル」張りの話:接着面

高塚哲治

高塚哲治

テーマ:欠陥住宅

 また、外装「タイル」張りの話題です。
 実際にめくって確認した外装「タイル」張りの裏面です。
①下地であるコンクリート面と、「タイル」の「張り付けモルタル」面とが剥離した状態のものです。コンクリート面の処理の悪さに起因するものと推測できます。
②③「タイル裏足」まで「張り付けモルタル」が充填されていない部分と、下地であるコンクリート面と「タイル」の「張り付けモルタル」面とが剥離した状態の二通りの不良を認めることができます。コンクリート面の処理の悪さと、「タイル」の張り付け不良の両方に起因するものと推測できます。
 施工部位、施工状況に応じて、さまざまな原因が指摘されることにから、外装「タイル」張りは悩ましい仕上げ材の一つといえます。













調査鑑定/設計監理/CM(コンストラクションマネジメント)
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

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