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高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導くプロ

高塚哲治(たかつかてつじ)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

「建築って何?(30)」建築「プライス」と建設費用の予測

建築の仕組み

2012年8月20日 / 2018年8月15日更新

 建築行為においては「コスト」と「プライス」が明確になっていません。一般に物品(食料品、衣料品、耐久消費税、等々)は、売り手側が示す価格が「プライス」であり、この価格が買い手側にとっての「コスト」となります。ところが、建築においては、造り手側(工務店、ゼネコンなど)が示し、積み上げる金額を「コスト」と呼び、決して「プライス」とはいいません。これは、重層下請け構造に起因するところが大きく、建築生産が有する市場性の不備に由来します。建築「コスト」の曖昧性は、価格決定が不明確となり、消費者に大きな不安や疑問を抱かせています。
 最近、建築生産プロセスのすべての段階において、建築「コスト」を算定し、「コスト」面からマネジメント/コントロールする【コストマネジメント(コスト管理)】が行われるようになりました。特に、川上段階といわれる「企画・構想」「基本計画・基本設計」段階の「コスト」管理が、建築物の質を左右する重要なステップとなります。
 ここで、《ジャパン・ビルディング・コスト・インフォメーション(JBCI)》が発刊するに至り、統計値(通常の「プライス」)に基づく説得力のある【コストプランニング(コスト計画)】に利用されているのです。





コストマネジメント

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