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コラム
「ストラスブール」大聖堂と水上バス
2012年8月19日 公開 / 2020年12月28日更新
フランス北東部、アルザス地方バ=ラン県の都市「ストラスブール」にある大聖堂。11世紀に創建し火災で大部分が破壊された後、12世紀から15世紀にかけて「ゴシック様式」で再建されました。地元産の褐色砂岩を用いているため、赤味を帯びた外壁が特徴です。13世紀のステンドグラス、19世紀の天文時計などがあります。大聖堂があるイル川中州の旧市街は、1988年に世界遺産(文化遺産)に登録されています。
プチット=フランス地区は、その昔は「なめし革職人」の居住地区であったところで、小水路が入り組んだところにアルザス伝統の木組みの家が密集しています。このプチット=フランス地区内には閘門が設けられています。「ストラスブール」はイル川の水運で栄えた水の都であり、観光客向けにも水上バスが運航されています。水上バスは都心を出発してプチット=フランス地区の閘門を、水路を調整しながら通過し、イル川河畔の欧州議会付近まで周遊します。
眺望は大変よいのですが、観光客であふれ、水上バスに乗車する順番がなかなかきません。
ゴシック建築(画像)
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