「ニセ建築士」登場

高塚哲治

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 建築士資格制度の根幹を揺るがす事件です。国土交通省は7月11日、三重、新潟、大阪の3府県で、男性3人が一級建築士免許証の写しを偽造し、一級建築士になりすまして業務をしたり、建築士事務所を開設したりしていたと発表しました。3府県のほかにも、神奈川県でも、二級建築士が一級建築士になりすまして設計業務をしていたと疑われる事案が報告されており、同省は全国調査に乗り出しています。
 同省は都道府県と連携し、7月17日から全国約11万すべての建築士事務所に対して所属建築士の免許登録の有無の確認などを求めるダイレクトメールの発送を始めています。9月中旬までに確認結果を都道府県に報告するように要請しています。無登録と判明した場合は、刑事告発など厳正な対応を求めるようです。また、都道府県に対して、建築士事務所から提出される所属建築士について、建築士名簿と照合して免許登録などを確認するように通知しています。

建築が社会的信頼を得る日は何時になるのか…



設計監理/調査鑑定/CM
タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

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高塚哲治
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高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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