最高等級サッシから雨水の浸入

高塚哲治

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テーマ:技術

「日経アーキテクチュア6月25日号」に【最高等級のサッシから雨水の浸入】という記事がありました。これは、風圧と内外の圧力差(内部側が負圧)により室内に雨水が吸い込まれるため生じた現象です。高層建築物の「外装カーテンウォール」には「等圧空間」が設けられ、風圧と圧力差に伴う雨水の浸入を防いでいます。
 最近の木造住宅は「高気密高断熱」でつくられ、室内側が負圧になります。また、マンション(特に高層マンション)も同様「高気密高断熱」です。   
 設計時・施工時に、空調/換気計画を含めてサッシ断面の検討を十分行いたいものです



「日経アーキテクチュア」6-25抜粋

「日経アーキテクチュア」6-25抜粋

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高塚哲治
専門家

高塚哲治(建築家)

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

大手設計会社での豊富な経験を生かし、多くの欠陥住宅問題を手がけ、日本ではまだなじみの薄いCM(コンストラクションマネジメント)を広く世間に発信し、遂行している

高塚哲治プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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