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高塚哲治

欠陥住宅問題を解決し良質な建築の創造へ導く一級建築士

高塚哲治(たかつかてつじ) / 建築家

タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所

コラム

安全性などの責任の所在

2012年6月17日 公開 / 2020年12月28日更新

テーマ:旬の話題

コラムカテゴリ:住宅・建物

 「原子力発電所」の再開が議論を呼んでいますが、その安全性を誰が判断するのか、誰も明確に答えを出していません。一般の建築物(住宅、マンション、病院、学校、事務所、店舗…)も同様です。「構造耐力上の安全性」「避難・防火等に対する安全性」「保持すべき性能」「耐久性」などに関して、誰がその責任を負うのか定かではありません。法律を制定した「国」、設計した「設計者」施工の元請けである「ゼネコン」「工務店」、実際に作業をした「専門工事会社」「作業員」「メーカー」、それとも「建築主」。大変複雑です。ピラミッドのように広がる複雑な建築プロセスに潜む「リスク」の認識と回避を、「建築主」自身が行う時代が到来しています。「建築主」に寄り添う高度知識と経験を備えた専門家が「CMr(コンストラクションマネジャー)」です。



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高塚哲治(タウ・プロジェクトマネジメンツ一級建築士事務所)

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