明確な目標を立てている人は、3%?
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、福井県で、業務改善のコンサルティングでした。
昨年は、夏・冬、臨時ボーナスを出すほどの好業績を達成してくれたクライアントです。
しかし、新年度に変わり、何時までも浮かれてもいれません。
中身の改善は、まだまだ遣らなければならないことが山積みです。
特に、今年重点を置かなければならないことは、リーダーシップです。
商品戦略やオペレーション管理など、課題の改善を進めていますが、改善スピードが遅いのが現実です。
このような場合、原因の殆どが、社長や店長など、リーダーのリーダーシップが、その原因である場合がほとんどです。
今回のクライアントも、その例外ではありません。
部下の取り組みに対して、上司が「どうフォローしてあげているのか」で、成果は大きく変わります。
成果を上げるために、部下と日々どの様なコミュニケーションを取っているかが重要です。
コンサルタントに任せっきりでは、継続的に成果を出せるチームにはなりません。
また、社員個人が持っているスキルに頼っていては、リーダーの仕事をしているとは言えません。
仕事の進捗状況確認はもとより、現場での作業状況や個人の動きを見て、
「目標に向かってムダなく、ムリなく進んでいるか?」、
「どういう課題が確認できるか?」
などを確認します。
そして、必要に応じて、
業務遂行上の「問題や要望などがないか?」など、必要なコミュニケーションを取ります。
また、業績をアップさせることは勿論ですが、
部下が、目標を達成できるように、日々、部下の行動(プロセス)を観察してあげて、必要に応じて適宜アドバイスを加えることが、リーダーの重要なことです。
上司の存在意義は、一緒に仕事をする、「部下がどれくらい成長したか」です。
このことを理解して、リーダーが行動すれば、確実にチーム力はアップすることになり、業績向上の確立は、確実に上がることになります。
業績向上のためには、確かな『戦略設定』。
そして、実現させるための『オペレーション計画』。
そして、実現の可能性をアップする『リーダーシップ』。
が、必要です。