ひとり一人のリーダーシップの強力な力
【スーパーコンサルからのヒント】
昨日は、福岡でコンサルティングでした。
スーパーマーケットで最も重要な部門。青果部門の活性化です。
鮮度が悪く、特徴もなく、ハッキリ言って汚い売場とバックルーム。
当然の結果として、売り上げ不振で粗利益も低い部門でした。
その部門が、今は、売上も安定して、安売り競合店舗があるものの、粗利益も業界の平均よりはるかに高い率を維持してくれています。
生鮮部門の活性化の大前提は、言うまでもなく、『鮮度と味』で地域一番を実現することです。
ユニットコントロール(数量管理)とクオリティコントロール(品質管理)です。
このことのレベルが低い店舗は、支持率を上げることは出来ません。
ところが、巷で売り上げ不振にあえいでいるスーパーは、競合店の売価ばかりを気にして、基本が出来ていません。
「基本が出来ていない」という真の意味は、お客のベネフィット(得)に焦点を当てていないということです。
お客は、価格だけを見て買い物をしている訳ではありません。
勿論、価格だけのお客がいることも事実ですが。
そういうお客を相手にしていたら、商売は儲かりません。
本当に価値のあるもの。『鮮度』と『味』にこだわって、「良いものを買った」という、お客の体験価値にフォーカスして行動すれば、確実に支持される売場になるはずです。
そして、昨日は、実践的マーケティング。
コピーライティングの技術を応用した、POPの作成と効果測定。
どうでも良い、効果の出ないボロPOP作りに大切な時間を使ってはいけません。
POPは、原理原則を理解していれば、『売れてしまうPOP』を作ることが出来ます。
良い商品が、「売れてします」仕掛けをすることは、とても楽しい仕事です。
まだまだ、彼らには、大いに成長してもらいます。