15時の鮮度チェックが、売上と生産性と営業利益を大幅にアップさせる! スーパーマーケット重要戦略
営業利益率が低いということは、今のやり方に問題が有るということです。
営業利益を改善したかったら、『やり方』を変える必要があります。
今の結果は、良くも悪くも、今のプロセスが作り上げたものです。
単純に売上を上げれば、儲かるという時代は、とっくに終わりました。
しかし、そのことに気付かず、いまだに目先の売上を追っているお店(会社)もあります。
そのほとんどの店舗は、おそらく近い将来閉店することになるかもしれません。
業態を超えた競争環境の中で、売上は上げにくくなっています。
ですから、粗利益率を高くするか、経費を下げるかを確実に実行する必要があります。
またその解決するためのプロセスを、即実行に移すべきです。
競争の時代に、確実に生き残るためには、先ず、安定して営業利益が出る体質になるように、今の業務全般の棚卸しと、その改善策を練る必要があります。
ここでいう体質改善とは、少し売上が低下しても、営業利益が確実に残る組織になるということです。
なぜ売上と粗利益が目標になってしまうのか?
「なぜ、目先の売上を追うのか」、それは、過去の経験則が邪魔をしている場合が、多く有ります。
「売上を上げれば、問題は解決する」と思い込み、高度成長期の方法を只繰り返しているのです。でも、そこに解決策はありません。
ハッキリ言って、ビジネスの基本についての勉強不足です。
一部の優良企業を除き、「既存店の売上が伸びない」ことは、スーパーやコンビニエンス・ストアでは、当たり前になってきています。
今後、中長期的に外部環境を考えた時、中小のスーパーマーケット企業の売上は、確実に下がる可能性が極めて高い状況にあります。
大手資本企業による進出により、競争の更に激化し、少子高齢化という構造的な要因がこれから益々進行することが考えられます。
このような外部環境の中、今のやり方(営業戦略や戦術)では、営業利益が出ない仕組みの企業が多くあります。
それを、正しく理解することです。
営業利益率を改善するには・・・
営業利益の改善を考える上で重要になってくる数字が幾つかあります。
それは、粗利益高、そして、人件費や販促費、地代家賃や水道光熱費など、売上高に対して比率の大きい経費です。
数年前までは、売上の上昇が、管理の甘い運営(高コスト、低生産性)をカバーしてくれましたが、売上自体が伸びないのですから、運営全般にチェックして、コントロールしていかなければなりません。
営業利益の改善の目的は、短期では、とにかく現状のキャッシュフローの改善が目標となってくる場合もあるでしょう。
しかし、中・長期では、「お客様に、良い物を少しでもお安く提供する」ための「仕組みづくり」が、その真の目的となるでしょう。
私は、数多くの企業のオペレーションを観てきましたが、中小のSM企業の多くに、まだまだ改善余地が大いに有ると思っています。
正確には、メスが全く入っていないという表現が正しいかもしれません。
また、逆の言い方をすると、改善できる要素が沢山隠れていると思います。
良い結果をだす方法は、幾らでもある!
現場に出れば、改善策が幾らでもあることが解ります。机上で考えていても、良い解決策は浮かばないものです。
私も、業務改善のコンサルティングを行う場合、現場を一番先に観に行きます。
それが、一番効率的です。短時間で多くの問題点を洗い出すことが出来ます。
ハッキリ言って、改善課題のない現場など、無いと言えます。
そして、その数は、企業規模の大小で言うと、圧倒的に中小のスーパーマーケットが多くなります。
作業スキル、マテハン、マーケティング、レイアウト、基本四原則などなど、改善課題が多く存在し、改善余地がとても高いと言えます。
営業利益を拡大できるチャンスが、高いのです。
目先の売上を追うのを止めて、現場のプロセスを観察しましょう。
きっと多くの改善課題が発見できるはずです。
「止めること」と「遣るべきこと」を、戦略的思考で決めましょう。
そして、即実行しましょう。
現場は、『宝の山』なのです。
リーダーは、ここを優先的にマネジメントするべきです。
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