『部門別損益管理』で、賢く・無駄なく・戦略的に稼ぐ!【商人舎magazine1月号・原稿】
タイトルを見て、「どうしたんですか・・・?」と突っ込みを入れられるかもしれません。
しかし、これは、私が、世界一のマーケッターといわれる、ジェイエイブラハムなど、今までに、いろいろな方々から勉強させていただいた、商売の根幹の考え方だと思っています。
何事にも、『良い考え方』が、『良い結果』を生むのだと思います。
勿論、たまたま上手くいったということは有るでしょう。
しかし、短期的のことではなく、中長期的に、『良い結果』を出し続けるとなると、やはり『良い考え方』が、重要であると思います。
思いやりや愛の無いビジネス
最近、また起こった、食品の不正な取り扱いなど、本質的に、価値の無いものを、さも価値があるかのように騙して商売をしている。
「コンセプトやモラルというものの教育が出来ていない」ということなのです。
「どうしたら、このようなことが無くならないのか」と嘆く前に、私たちは、仕組みとして、このようなことが起こらないように、また、それに巻き込まれないようにしっかりと『危機管理の仕組み』を会社内に構築することが大事です。
「何時も来ていただいているお客様に、喜んでいただけるものを売る」ということが、商売の大原則です。
コストを余分に掛けなくても、商品の単価や点数を伸ばすことが出来ます。そのことが適正な利益の確保に繋がります。
基本に忠実に、行動することが確実な成果に繋がるのです。
↑ 地域密着のSMの地場野菜売り場。お客にも地元の生産者にも大人気
少しでいいから、「愛」を考える
お客に挨拶も出来ない店員がいたり、取引業者に傲慢な態度で接したり、従業員同士でもまともに挨拶ができていないという状態もちょくちょく見かけます。
ここでもやはり、愛が欠けているように思います。
「愛」・「共感」・「喜び」といったことを、社内でも考える時間を持ってみては、如何でしょうか。会議やミーティング、朝礼といった場で、少し考える時間を持つことで、全体的な「和」が生まれるような気がしませんか。
↑ 笑顔のレジ部門の朝礼風景
お客様に対しても、同じことです。
「愛」・「共感」・「喜び」をコンセプトに持って、商品開発や売場作り、そして接客といった行動の指針に出来れば、間違いなく良い結果を産めるのではないでしょうか。
特に、スーパーマーケットのお客は、圧倒的に女性が多いのですから、尚更です。
愛がなくても『儲け』は出ます。
しかし、商売は人と人の繋がりです。
「愛」・「共感」・「喜び」を頭の片隅に置いて行動すれば、中長期的に地域のお客様に支持していただけるお店に、そして、会社になれるのだと思います。
↑ 女性客に大人気の八百屋
業務改善も愛を外して考えられません。
これなくしては、お客様と社員の支持を得られる会社にはなれません。
ビジネスは、愛なのです・・・‼
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