ビジネスとは『愛』である
あなたの会社でも、税理士さんに税務会計処理をお願いしていると思います。
私のクライアント企業においても例外ではありません。
ただ、その多くは、伝票処理や決算など、単なる処理業務をお願いしている場合が殆どです。
「当たり前でしょう」と言われるかもしれませんが、それは、お金の使い方としては、非常に勿体無いことです。
私は、
⇒月次決算の完全実施、
⇒損益計算書の推移確認表示
(直近(月々)の実績推移が1枚から2枚、で確認できるもの)
⇒部門(カテゴリー)別損益管理表の作成
⇒営業会議への出席
⇒各種、助成金などの情報提供
⇒地域経済状況の聞き取り
などをやってもらっています。
勿論、すべてのクライアントではありませんが、戦略的に踏み込んでやる場合は、最低やっていただく内容です。
税理士さんは、絶対ではない
各地の税理士さんは、事務所の規模、(対象業種の)経験などによって、強み弱みを持っています。私の経験からも、それはよくわかります。
当然、私たちコンサルタントも同じことが言えます。
それと、多くの場合、税務会計や経理の処理を行っている場合が殆どです。(あくまで、私が現場で確認している事例内では・・・)
それが、悪いということではなく、それだけでは、余りにも勿体無いということが言いたいのです。
IT(情報技術)の発展により、どの様な仕事も、単純化されつつあります。
税理士さんの業界も例外ではなくなっています。
税理士事務所間の競争により、数年前と比べると、その契約単価も確実に低下しています。
どういう契約(依頼)をすべきか?
では、契約者側からすれば、どういう契約(依頼)をすべきか、ということですが、お互いのメリットを考え、Win-Winの関係を構築するためには、料金を下げてもらうのではなく、前述した内容のサービスを提供してもらうことの相談をしてみることです。
税理士事務所側は、一時的に作業工数が多くなりますが、長い目で見ればサービスレベルが向上し、業界内においての競争優位性は確実に高まります。
前述した通り、こちらのメリットは多大に有ります。
改善活動の実施
そして、ただ、数字を見るのではなく、
⇒現状の課題の早期発見
⇒課題の重要度と内容によって、改善活動の優先順位を決める
⇒課題に対する対策と、具体的な行動計画を立てる
⇒役割分担と責任を明確にする
⇒実行に移す
⇒PDCA(改善策を決める-実行してみる-進捗を現場で確認する-修正する)のサイクルを短期で確実に回すのです。
また、絶対的に外せないことは、月次決算自体が、経理部門の処理作業に終わることのないようにすることです。
数値が整い次第、営業部門を招集し、会社の戦略(営業)会議を開催することが重要です。
小さい会社でも、意外にここの部分のコミュニケーションが取れていないことが多くあります。
それでは、何のために月次決算をやっているのか、意味を持たなくなってしまいます。
これらの意味から、月次決算の重要性をご理解していただけると思います。
お解りのように、リーダーが数字をいかに理解して、日々行動するかで結果は大きく変わります。
会社全体のことも同じ
以上のことを、会社全体のことに置き換えると、
⇒販売戦略の策定(実行計画と目標設定)
・・・なにをやるのか? どこまでやるのか?
⇒営業活動が、会社の理念・コンセプトに沿っているかを確認(実地検証)
・・・本当にクライアントのことを思っているか?
⇒損益計算書(会社のカルテ)を確認(実績確認)
・・・日々のプロセスが、結果を出しているか?
⇒実績数値のチェックと問題点の発見
・・・目標とのギャップの発見(良くも悪くも)
⇒仮説を立てて、改善計画を策定し、早期に取り掛かる
・・・早期に取り掛かり、決を確実にするために、現場をフォローする
ということになります。
エンドユーザー(顧客)のためにコラボレーションする
ベンダーの方々、士業の方々、そして、私達コンサルタントなど、直接的には、クライアントであるスーパーマーケット企業に対してサービスや商品を提供しています。
しかし、本質的に、その顧客であるお店のお客様のために仕事をしている、と考えるべきです。
私は、お店の顧客(従業員)満足のために、コラボレーションしていると思っています。
ですから、互いに良い関係が構築できれば、良い仕事ができますし、良い結果が出せると確信しています。
是非、関わる会社と良い関係性を築いて、企業価値を高め、企業力を付けてください。
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