成年後見人 就任後、最初のお仕事 ☆成年後見vol.11①☆

佐井惠子

佐井惠子

テーマ:後見人周りのこと

こんにちは、司法書士佐井惠子です。
成年後見人に就任して、最初に家庭裁判所に対して提出するもの。
それは、財産目録であり、ご本人の年間支出額の予定と支払金確保の計画です。
1カ月以内に提出することになっていて、ここが最初の山場となります。

先週、なんとか、その書類を提出しました。
スピードが求められるこの仕事ですが、そんな中でも、特に指示していなかったにも関わらず、
担当した山添司法書士は、各口座ごとに、お金の流れについて注釈を加えていました。
これって、Good job!です。

裁判所が知りたいのは、今現在の残高はもちろんですが、申立時からお金の増減があった場合、
そのお金の流れと使いみちを知りたいわけです。
私も、参与員の立場で、裁判所に提出される報告書とにらめっこをした経験がありますが、
そこのところを解明していくのは、時間がかかって、うんうん言いながらの作業でした。

書類を提出するだけでなく、その流れを一枚の紙に示すことで、どれだけ助かるか。
そういう仕事の仕方をしていれば、裁判所からも信頼してもらえるはずです。
それは、ご本人に対して、良い成年後見の仕事ができることに繋がってきます。

指示しなくても、自分で考えて、そんな仕事をしてくれている。
そこが、とても嬉しいことでした。

あるときは、ご本人の代弁者となり、あるときは、親族後見人の相談相手となって、
後見業務をチームで進めてまいります。

これから成年後見の申立をしようとされている方も、どうぞご相談下さい。
きっと、お役にたてるはずです。

笑顔の和が広がりますように

司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp
☎06-6365-1755

\プロのサービスをここから予約・申込みできます/

佐井惠子プロのサービスメニューを見る

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

佐井惠子
専門家

佐井惠子(司法書士)

佐井司法書士法人

成年後見や家族信託、相続手続き・遺言書作成・遺言書執行業務など、シニアの悩みに応えるため、法律問題に関するワンストップサービスを提供。

佐井惠子プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

家族の問題(成年後見、相続、信託)の専門家

佐井惠子プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼