テミス通信第58号掲載しました
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
2013年1月25日、佐井司法書士事務所主催の公開勉強会。
講師は、京都税理士会所属 白井一馬税理士。
弁護士・税理士・司法書士・ファイナンシャルプランナーといった、
財産管理業務のプロの方々をお招きして、エル大阪で開催しました。
「信託」は、信託銀行の扱う商品で、コストの高いものといったイメージがありますが、
2006年の新信託法・信託業法の改正によって、
一般家庭においても、財産管理制度の一つとして利用する可能性が広がってきています。
ところが、まだまだ利用されていないのが現状です。
依頼者の問題解決の選択肢の一つとして、「信託」を、自信を持ってお勧めできるようになる、
その準備段階の勉強会となりました。
白井税理士は、経済が右肩上がりでない今、
「財産を守りつつ確実に承継する信託制度」は、有用であると語ります。
そして、信託の具体的な利用法と税金周り、一般社団法人の活用について、お話しをしていただきました。
参加者からのアンケートに寄せられた感想をご紹介します。
☆遺言と成年後見の問題を回避、解決する手法として有効利用できると思った。
☆相続の案件で、一般社団法人と信託は上手く使えそうです。
☆金融機関が使うものと思っていたが、誰でも使える事がよくわかった。
☆オーナー会社への提案に役立つ。
☆信託と一般社団法人を利用した財産の承継策を検討したい。
☆信託も一般社団法人といった、まだ普及していない分野をいち早く得ることができた。
私が、この勉強会を主催して、何より嬉しいのは、
「信託」について、意見交換できるお仲間が増えたということです。
笑顔の和が広がりますように
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.jp