成年後見人を選ぶ基準は? ☆成年後見No.10➃☆

佐井惠子

佐井惠子

テーマ:成年後見と資格制限



こんにちは、司法書士佐井惠子です。
先日、成年後見人をお願いするとしたら、どういった基準で選べばいいですか?
と、質問いただきました。
ここは、親族以外の第三者後見人を選ぶとしたらと、限定して考えてみました。

一般論としては、私は、
研修の体制が行き届いた組織、あるいは管理体制の厳しい組織のメンバーであることが
大前提だと思います。
常に、質を維持し、不正を起こさないシステムがあるところ。
(もちろん、中にはどこにも属さず、しっかりと仕事をなさっていらっしゃる方はいらっしゃると思います。)

更に・・・?と考えると、個々人の資質として、謙虚な人であることが大切だと思います。
悪気はないけれど失敗をする、知らないことに気づかないのは、
ちょっとしたことのように感じがちですが、
常に謙虚でいることで、そういった過ちを犯さないで踏みとどまることができるのだと思います。

そのためにも、研修はとても大切です。
公益社団法人リーガル・サポートでは、家庭裁判所の後見人候補者名簿更新時に、
研修単位が足りていることを条件に、家庭裁判所に推薦し名簿搭載となります。
信頼の数値化とでもいいましょうか。
この名簿に搭載されていますか?と、お尋ねいただくのも分かりやすいです。

さて、司法書士会では、会員に毎年12単位の研修を義務づけています。
今日、私の履修証が送られてきました。
会員研修単位認定は45単位。
例年70単位は認定を受けていることを考えると、私としては少ないなという印象です。
振り返れば、大きい法律の改正も一段落した平成23年度でした。

平成24年度も始まりました。
今年の夏には、会社法改正に備えて、北海道で勉強してくる予定です。
今から、とても楽しみです。
食べ物も美味しいでしょう!

司法書士佐井惠子

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