いざという時に、財産管理等委任契約は使えるか ☆成年後見vol.9⑳☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
成年後見人の重要な仕事に、財産管理業務があります。
そのために、事務所では、弥生会計の会計ソフトを使っていますし、
毎年、外部の方にも監査をしてもらっています。
一人ひとりの伝票の数は多くないのですが、ともかく受け持っている方が多いので、
後見業務には、普通の会社の経理ご担当者とは違った苦労があります。
事務所では、主に門垣さんが担当してくれています。
3か月に一度のリーガルサポートへの報告や、
一年に一度の家庭裁判所に対する報告とは別に、
佐井事務所独自に、
一年に一度、いつも事務所の帳簿をみてくれているMさんに特にお願いして、
成年後見人の財産管理について、帳面と預金通帳の照合をしてもらったり、
正しく会計処理ができているかを、監査を担当してもらっています。
今までは、一人に一つの帳簿をつければよかったのですが、
今回、お引き受けした後見人は、不動産を賃貸している方ですので、
収入もあれば、借入もあり、ともかく様々な経費の支出があります。
三人で相談の結果、帳面は、事業用とプライベートのものの二種類をつけることとなりました。
そんなことで、今日は、Mさんの指導のもと、門垣さんもパソコンを覗き込んで、
最初の一歩をつけ始めました。
Mさんから、門垣さんは、経理事務がきっちりとできていると褒めてもらって、
私としては、嬉しい一日でした。
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お身内に、判断力に不安の出てきている方。
親族後見人や市民後見人をなさっている方。
成年後見人の申立をしようと思っている方。
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司法書士佐井惠子
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