成年後見人ならではの不動産売買 ☆成年後見vol.8⑲☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
今日は、成年後見人についた方に、就任のご挨拶に行ってまいりました。
ご本人は、楚々とした、素敵なご婦人でした。
やっぱり、お会いして良かった。
後見は、感情移入してモチベーションを上げないとやっていけません。
よく、自分の最後の世話を、普段付き合いのない親族に頼むよりも、
お金でお願いできるプロに頼む方が、気持ちが楽でいいと耳にします。
お葬式であるとか、遺品の整理であるとか。
私としては、そういった気持ちもわかりますが、でも、それまでのお付き合いなしに、
お葬式だけ頼みたいであるとか、遺品の整理だけをやってくださいというご依頼は、
申し訳ありませんが、お引き受けしていません。
ご依頼いただく方にとっては、割り切った関係とお考えかもしれませんが、
私としては、後見人として、あるいは見守り契約を通じてお付き合いをさせていただくからこそ、
最後の望みを叶えたい、お役に立ちたいと思って、亡くなった後のこともお引き受けしています。
この仕事、引き受ける側は、なかなか割り切った関係とは思えないのです。
今回は、財産管理だけに限定した成年後見人に就任しました。
そのため、毎月、面会に伺うということはありません。
それでも、やっぱりお目にかかってよかったです。
会えばこそ、モチベーションも上がるというものです。
司法書士佐井惠子
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