介護される側の心得10カ条 ☆成年後見vol.4⑯
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
体に不安があっても、軽い認知症があっても、旅に出たい、海外旅行に行きたい。
そんな夢を実現するトラベルヘルパーを紹介する本「介護旅行にでかけませんか」をご紹介します。
著者は、NPO法人日本トラベルヘルパー(外出支援専門員)協会理事長篠塚恭一氏。(http://www.travelhelper.jp/)
前半は実例を、後半は具体的な方法について解説します。
シニア世代の最大の関心事は「健康」で、いちばんの楽しみは「旅行」だといいます。
ところが、年を重ねたり病気などで、日常生活を送るうえで介護を必要とするようになると、
外出や旅行の楽しみが奪われてしまうのが今の日本の状況であるとも。
自宅や介護施設などで閉じこもった生活になりがちな方々に、
〈自分らしく前向きに人生を楽しんでいただく〉お手伝い、それが外出介助サービスです。
例えば、故郷を遠く離れて暮らしているけれど、自分が育った町に一度訪ねてみたいなと思っている方、多いのではないでしょうか。
ずっと旅行が趣味であった方も、車いすに乗るようになって、
旅行は、自分にはもう関係のないことと諦めているかた、いらっしゃるのではないでしょうか。
トラベルヘルパーのプロの力を借りれば、
自分でできないものと思い込んでいる方、迷惑をかけてはいけない、
わがままを言って困らせてはいけないと思っている方に、
明日が楽しみ、今度はどこに行こうかと思っていただけるのです。
そして、私も、また旅行したくなりました。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com