後見人は連帯保証人にはあらず ☆成年後見vol.3④☆
こんにちは、司法書士佐井惠子です。
確定申告の時期ですね。成年後見人も、この申告とは無縁ではありません。
今日は、成年後見人の日々の仕事についてお話します。
昨年、成年後見人として居住用不動産と株式を売却したので、
確定申告する必要があるかどうか・・・。
税理士さんにお願いする必要があるかどうかも含め、資料を持って、
事務所のKさんが、大阪は北税務署に相談に行ってきてくれました。
今回は、幸い、自宅マンションを購入した際の売買契約書がありましたので、
マンションが値下がりしていることも明らか。
株式も、購入時より売却価格は安くなっています。
結局、申告はしなくていいことになりました。
税金の申告は、税理士さんにお願いするものでしょうが、
それほどでもない場合、成年後見人として、ご本人に代わって申告します。
還付のある場合もあるので、チェックは怠りなく!です。
そして今朝は、家から直接、特別養護老人ホームに訪問に行きました。
特別なことがなければ、毎月一度の予定です。
曜日も時間帯も、あえて決めていません。普段の様子が大切ですから。
そういうことで、今朝、「へえ~、なるほど、そりゃそうだ。」と思ったことがあります。
ホームの前に、救急車のような白地に赤のラインの入った車が停まっています。
車体には、黒く、○○訪問歯科。
今まで、毎月の診療自己負担分をお支払いしていましたが、
本格的治療車を横付けしての治療とは、思っていませんでした。
専門になさっているのでしょうか。
中では、ご老人が治療を受けておられました。
食事は大切ですし、生きる源です。入れ歯を作って、
なるべく長く、しっかりと食べてもらいたいですね。
内科と違い、命にかかわるものではないと思いがちですが、
お年寄りほど、口腔管理は生きるに繋がる大切なものですから。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com