大阪市立図書館
こんにちは、司法書士 佐井惠子です。
仕事をする中で、いつになっても、わからないことというものは出てきます。
その時には、さっさと尋ねた方がいいことと、
尋ねても答えが戻ってこない、自分で調べるしかないことがあります。
私は、道がわからなくなったとき、すぐに道を尋ねる方です。
自分で探してみて、どうしても分からない時に、初めて人に尋ねるということはしません。
いつも、インターネットで取り出した地図を片手に出かけるのですが、
・・・うん?と思えば、すぐに地図を示しながら道を尋ねています。
大阪はもちろん、東京でもどこでも、皆さん、親切に教えて下さいます。
今まで、嫌な思いをしたことはありません。
逆に、私自身も、よく人に道を尋ねられます。
もちろん、お互い様ですので、できる限り親切を心がけています。
さて、仕事の上では・・・。ここは、内容次第です。
日本全国一律ではなく、ローカルルールの適用される余地のあるケースでは、
理屈云々ではなく、むしろさっさと尋ねる方が効率的です。
そこは、迷いません。
ところが、質問によっては、文献をあたっても、判例を探しても、すぐに答えは見つからず、
また、一見奇想天外なものが、強者であったりします。
そして、そういったことの多くは、質問する所がありません。
こんな時は、とにかく調べ、考え、調べていきます。1日中費やす場合も珍しくありません。
ますます自分も知りたいという欲求が強くなってきて、おやおや、
「聞いたことないですね」とか、「どこもそんなことやっていませんよ」なんて、
調べもしないでいい加減に答えることなど、できなくなってしまいます。
せっかく、お尋ねいただいたのですから、できる限りの努力をして結論を出す。
この事務所の姿勢が大切だと思っています。
「この一文字のために、何時間も費やしている」とは言いませんが、
その値打ちを分かっていただけたときは、苦労も吹っ飛びます。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com