字を上手く書けない方に パイロットボールペン ☆遺言・相続vol.3⑬☆
こんにちは、司法書士 佐井惠子です。
仕事をする中で、いつになっても、わからないことというものは出てきます。
その時には、さっさと尋ねた方がいいことと、
尋ねても答えが戻ってこない、自分で調べるしかないことがあります。
私は、道がわからなくなったとき、すぐに道を尋ねる方です。
自分で探してみて、どうしても分からない時に、初めて人に尋ねるということはしません。
いつも、インターネットで取り出した地図を片手に出かけるのですが、
・・・うん?と思えば、すぐに地図を示しながら道を尋ねています。
大阪はもちろん、東京でもどこでも、皆さん、親切に教えて下さいます。
今まで、嫌な思いをしたことはありません。
逆に、私自身も、よく人に道を尋ねられます。
もちろん、お互い様ですので、できる限り親切を心がけています。
さて、仕事の上では・・・。ここは、内容次第です。
日本全国一律ではなく、ローカルルールの適用される余地のあるケースでは、
理屈云々ではなく、むしろさっさと尋ねる方が効率的です。
そこは、迷いません。
ところが、質問によっては、文献をあたっても、判例を探しても、すぐに答えは見つからず、
また、一見奇想天外なものが、強者であったりします。
そして、そういったことの多くは、質問する所がありません。
こんな時は、とにかく調べ、考え、調べていきます。1日中費やす場合も珍しくありません。
ますます自分も知りたいという欲求が強くなってきて、おやおや、
「聞いたことないですね」とか、「どこもそんなことやっていませんよ」なんて、
調べもしないでいい加減に答えることなど、できなくなってしまいます。
せっかく、お尋ねいただいたのですから、できる限りの努力をして結論を出す。
この事務所の姿勢が大切だと思っています。
「この一文字のために、何時間も費やしている」とは言いませんが、
その値打ちを分かっていただけたときは、苦労も吹っ飛びます。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com