テミス通信第58号掲載しました
こんにちは、佐井惠子です。
司法書士を会員とし、商業登記制度における司法書士の役割の確立を目指し、
数々の書籍を著す神崎満次郎先生を代表にいただく商業登記倶楽部があります。
今日は1時より、その関西支部の研修をエル大阪で開催します。
テーマは、
1. 法務省の「商業・法人登記実務の諸問題」に見る留意点
2. 種類株式の活用法とその留意点
3. 株主総会・取締役会の書面決議制度の活用とその留意点
4. 同窓会の一般社団法人化とその留意点
会社法改正後の濁流のような状態からようやく脱して、最近、落ち着いてきていますので、
ブラッシュアップのために参加してきます。
ところで、最近、会社の登記をする法務局がとても少なくなってきています。
私自身は、日本全国オンライン申請をしますし、また大阪市内に事務所がありますので、
特に不便は感じないのですが、
地元の法務局で相談をしながら本人申請をしていた会社の方は、
わざわざ遠方まで何度も出かけて・・・きっと不自由されていると思います。
これは、明らかにサービス低下ですね。
ただ、会社法になって、ますます難しくなった会社の登記に対応する法務局職員さんの確保も難しいようです。
司法書士の中でも、成年後見業務に取り組む人は全国会員中4人に1人。
大阪では、10人に2人の少数派。
会社の登記手続きをする司法書士は、成年後見ほど少なくはありませんが、
それでも、熱心に取り組む事務所は多くありません。
佐井事務所は、なんだか少数派・・・!? のようですが、
今のところ、そこがいいところと思っています。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com