社訓を定款の前文に入れた社長の覚悟 ☆企業法務vol.3⑯☆
皆さん、こんにちは。司法書士佐井惠子です。
仕事をしていく中で、心がけていること。
それは、座りのいい仕事。きれいな結果。
例え、ご本人が望まれても、その結果に違和感のある場合、
なんだか仕事の手が進まないということ、皆さんにもありませんか?
気になることが一つ解決すると、あとはするするとアイデアが湧いてきて、
やっぱり、こうでなくっちゃと思う。
さて、ご紹介したいのは、大阪府中小企業家同友会の大先輩会員、眞野株式会社さん。
会社訪問をさせていただいたのは、今年の8月お盆明けでした。
その折りに、同社の経営理念をご紹介いただきました。
経営理念は、こちら
(http://www.mano-os.com/contact/index.html)
とりわけ、感銘を受けたのは、
私たちは、「ご縁」と「感謝の気持ち」と「美しく」を大切にします。
と、いうところです。
その説明には、
~自分の言語・行動に疑問をもった時は、
常にそれは「正しいか」「正しくないか」、と考えるのではなく、
「美しいか」、「美しくないか」と考えるようにしましょう。~とあります。
私の仕事でいえば、
遺言のご相談を受けるとき、もちろんご本人の意思が最重要なのですが、
一息入れる、少し離れた所からご自身で眺めるという、
その少しのアドバイスで、座りのいい遺言、きれいな結果になる場合があります。
できれば、そういう遺言を残していただきたいと思って、
ご相談をお受けしています。
司法書士佐井惠子
http://sai-shihou.com