認知症　定期検診　☆成年後見vol.2⑳☆

みなさん、こんにちは。司法書士佐井惠子です。
初めて、後見人についている方とそのご兄弟とで、認知症の定期検診に行ってきました。
後見人は、医療同意権はありませんが、診察に同席することがよくあります。

今回は、専門医だけに、疑問に思っている点の解明や、
病気が進んでいるのではないかとの不安に答えてもらえるかと期待していましたが、
常態を見ていないお医者様に、それを求めるのは無理なのかもしれません。
食い下がって、施設から聞き取っていた日々の様子を話すのですが、
診察では、何もお持ち帰りできるものがなくて、正直がっかりしてしまいました。

診察は、簡単な問診で、
「今日はどこから来ましたか、どこに住んでいますか、etc.」

普段より険しい表情。興奮気味で、すぐにも帰りたいと繰り返されて・・・。
「次は、6ヶ月後に受診してください。」で、終りでした。
半日以上かかって、ご本人達には気の毒なことだったなと思いながら、タクシーを見送りました。

司法書士佐井惠子
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