異形間取りの長屋リフォーム②

『異形間取りの長屋リフォーム②』の続きです。

大阪市西成区天下茶屋の異形長屋のリフォームです。
建物の形が歪で通常の定型なリフォームとは勝手が違います。

ただ今2階の内部の紹介を終えたところです。

階段も架け替えています。


既設の階段はとても急勾配でまるで梯子のようです。




階段も新設、緩やかな勾配で上がりやすくなりました。


既設のキッチンですが位置が変わります。


キッチンはお風呂があったところにい入れ替えました。


既設のお風呂です。


新設したお風呂は以前のキッチンが設置されていた場所に洗面所の奥に設置しました。


新しい洗面所兼脱衣所です。




トイレも新しく生まれ変わりました。


1階玄関奥の居間です。


居間から玄関を向いています。


居間です。

居間からキッチンを向いています。

異形間取り住宅のリフォームは少し勝手が違いますが、無理な補正はぜずに建物としっかり向き合えばおのずと正解が見えてきます。
収まりは大工の腕次第ですが、見えない下地を丁寧に施すことで、暮らしやすい家を造ることができるのです。






外観もこんな感じに変わりました。

大阪市には長屋住宅がたくさんあり中には異形間取りの住宅も数多くあります。
そしてそんな築年数の古い長屋住宅の中には住み手のいない空き家がたくさん取り残されています。
人の住んでいない住宅の老朽化は増々進んでいきます。
また空き家に対する問題も昨今は社会問題として大きな課題として取り上げられています。
地区年数の古い住宅も財産です。
老朽化が進む前に手を加え、歴史の重ねてきた建物を蘇えらせてみてははいかがでしょうか。

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