長屋の2階を一部増築して面積効率のいい総2階にするリフォーム

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:長屋リフォーム

築古の長屋には総2階ではない建物が多くあります。
2階の面積が少なく、1階建物の上に1階の半分もしくは3分の2の建物が乗っかっており、残りの部分は1階の屋根になっています。
狭小の長屋の場合、せっかくリフォームするのだから、より多くの居住面積を確保したいものです。
また耐震性の面からも総2階にすることで構造面の強化が望まれます。
そのようなメリットを考えると、リフォームの際、2階の残りのスペースを増築し、総2階にリフォームすることは、これから長屋をリフォームして住まいにするにあたりひとつの有効な手段と言えるでしょう。


建物の裏口側が1階だけの建物です。
裏口側の3分の1が1階の屋根になっています。
建物はすぐ路地に迫っているのでドアの開閉にも注意を払わなければなりません。
ましてやこれではエアコンの室外機や、植木、自転車なども置けません。


まずは1階屋根を解体します


そして2階の建物を組み立てていきます。
2階の躯体ができたら、1階の既存の外壁を解体します。


そして1階の外壁を3尺分ひっこめて外壁を造ります。
引っ込めた部分には土間を打って室外機や自転車などをおけるスペースにもなり、ドアの開閉にも問題がありません。


外壁を貼ったら完全な総2階建のリフォームが完成しました。

これで、2階に1部屋確保でき、しかも裏口の給湯器や、エアコンの室外機の設置スペース、ドアの開閉など様々な問題点を解決できます。
なにより限られたスペースの中で少しでも居住空間の確保が可能になるのがうれしいことです。
長屋の2階を増築思想2階にするリフォームは、限られた空間の活用に、またその他の諸問題に、大きな解決をもたらしてくれることでしょう。

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舘慶仁
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舘慶仁(リフォームアドバイザー)

リフォームワーク

長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

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