尼崎市で築50年の連棟長屋を快適に暮らせるリフォーム
西成区の商店街の中の築80年の連棟店舗付き住宅のリフォーム事例です。
今回は単身労働者が多く在住するニーズを受け、1階は飲食店としてオープンしたリフォーム事例の紹介です。
先述の通り、現在西成区は労働者の街として、単身の労働者がたくさん生活しています。
特に日雇い労働者が多く、定住せず簡易宿泊所を住まいとするケースが多いと言われています。
しかしその簡易宿泊所は、炊事する設備はなく、3食外食およびお弁当を購入し宿舎の中で食べられているのが現状です。
そんな背景の中この地域の商店街は、食堂、居酒屋、カラオケ店などの飲食店が多く点在し賑わっています。
そこで今回のこの店舗長屋のリフォームとして、1階は単身労働者を相手にした居酒屋として再生し、オープンさせることにしました。
既存のお店は洋品店だったようです。
飲食店としての、給排水、ガス設備などのライフラインは一からの設置になりました。
厨房と客席をカウンターで仕切り、カウンター席だけではなく、4人がけのテーブル席を置けるようスペースを確保しました。
厨房はお好み焼きなどの焼き物、その他焼き物、揚げ物ができるよう、フードレンジを2か所設置し、いろんな料理に対応できます。
店舗なので、トイレはタイル張りにし、常時水洗いができるようになっています。
手洗い台は陶器の焼き物を造作した手洗い台に設置しました。
無事オープンしました。
おでん、お好み焼きがおいしいお店で、連日にぎわっています。
店の名は「わさび」。
西成区動物園前商店街2番館の中ほどにあります。
築80年の西成区の店舗長屋の再生事例として、外装、2階アパート内部、1階飲食店へのリフォーム事例をご紹介してきましたが、築80年物古い建物でもその地域に人が住み、そこに息づく人たちのニーズがあれば建物は古くても再生させることができ、活用することによって建物は息を吹き返すのです。
築80年の長屋の再生事例 外装編
築80年の長屋の再生事例 内部2階編
長屋リフォームの費用の考え方
連棟長屋の防音対策。共有壁(薄壁)リフォーム事例
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