その10㎝差が快適空間の理由です!おススメです!タンクレストイレの選択

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:水廻りリフォーム

ここ20年の便器の進化は目にみはるものがあります。
ひと昔前は便器の種類は品番を覚えられるくらい少なかったのですが、1980年に洗浄機能付きトイレが発売されると、状況は一変しました。それまで様々な規制で使えなかった輸入品も流通するようになり、トイレを取り巻く環境が進化の波に乗りました。
その後無粋なデザインだった便器はタンクをなくすことでスタイリッシュなデザインに変化し、洗浄機能のリモコンはワイヤレスとなって、トイレの空間がインテリア空間としてデザインされるようになりました。
タンク付きとタンクレスタイプのスペース的な差は10㎝程度とさほど大きくありません。しかし狭小住宅においては、10㎝の差が空間の心地よさに影響します。
通常のタンクレストイレは、ポンプの水圧で洗浄するため電源が必要です。そのため、ひとつ覚えておかなければならないのが、停電時に使えなくなることです。またタンクがないため手洗い器を別に設ける必要があります。タンクレストイレにすると利便性やインテリア性は高まりますが、半面手洗い器設置の分の費用が掛かります。
そこで戸建てリフォームでお勧めしたいのが、2か所あるトイレのひとつを手洗いタンク付き便器にすることです。来客も使うトイレの方は、デザイン性を重視してタンクレストイレとし、家族専用のトイレは手洗いタンク付きにします。万が一停電になった際でも、一か所は使用できるから安心です。



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舘慶仁(リフォームアドバイザー)

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長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

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