長屋リフォームの床下点検の重要性
自分が快適に住むために古い長屋をどのようにリフォームすることができるのでしょうか?
今回も尼崎市の長屋リフォームの事例です。
弊社は大阪市西淀川区ですが、隣の尼崎市からのご依頼も数多くあります。
そして尼崎市も西淀川区同様、昭和の遺産ともいうべき長屋が数多く残っています。
こちらの長屋は3連棟の中家です。お隣はご実家でお寿司屋さんを営んでおられます。
その後実家が、数年前にご購入、この度娘さんご家族が住まれるための大規模リフォームです。
築50年と相当年季の入った建物です。
内部も床が抜け、天井が垂れ住める状態ではありません。
また、建物奥は平屋なので、解体し、基礎、土台を組んで2階建てに増築しました。
手前の建物も内部はすべて解体し、柱を補強、梁を入れ替えます。
【増築部の棟上げの様子】
建物解体後、整地、ベース打ち、基礎、土台組を経て棟上げです。
この日は総勢8名で一気に2階の野地板まで貼ってしまいます。
【外部の改装後の様子】
玄関にガレージを設け、サッシ、玄関ドアを入れ替えモルタルで仕上げました。
ガレージ内部はシリコン弾性塗装、外壁はジョリパット ワイルドランダム仕上げです。
【ガレージ内の様子】
内部は塗装仕上げですが玄関扉の廻りにサイディングのデザイン針を施しました。
内部もすべてリフレシュ。
水廻りは1階ですがキッチンは2階に装備しました。
このように連棟長屋の中家も手を加えることによって蘇ります。
現在このような長屋は今築40年、50年と老朽化してきており建替えるか否かの岐路に立たされている現状があります。
しかし昨今の景気の動向は行く末も見えず、建て替え?売却?と答えの出ない状況にあります。
建替えは費用がかかるうえ、現在の建築基準法に合わせて建てるとメリットが出てこない。
しかし今後20年から30年家族の誰かが住む方向で考えたい、しかも新築同様の環境で・・・となると選択肢の一つとして全面改装リフォームという方法があります。
このような古い建物でも建替えせずに低予算で新築同様に再生することができるのです。
その理由はこちらのレポートをお読みください。
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