背丈に合わせた高さ1000㎜のキッチンリフォーム 

舘慶仁

舘慶仁

テーマ:キッチンリフォーム



キッチン工事において重要な事柄はいくつもあります。
使い勝手や機能性、デザインなんかもそうでしょう。
しかしそれ以上にキッチンの高さというのは、長時間キッチンに立つ身において思った以上に重要な事柄です。
身長に合わせたキッチンの高さについて考えてみましょう。




既存キッチンはI型2600のシステムキッチン。
人造大理石の天板でまだまだキレイですが・・・が・・・
今回T様は長身で標準キッチン高、850mmが低くてキッチンに立つと腰が痛くなるとの事。
天板の高さを1000㎜にして欲しいとのご要望です。
従来のメーカーのキッチンの高さは、800㎜,850㎜,900㎜のみなので、現場工事で嵩上げをします。



約10㎝の設置台が出来ました。



キッチンを組み立てます。




完成です。
LIXIL シエラⅠ型2600
深型食洗機、ラクリーンフード、ガスコンロはファイントップコートのカラーズ調ホワイト、別付浄水器用に単水栓をオプション装備されました。

今回、K様は長身で従来の850高のキッチンが低くてつらいというのがキッチンリフォームのきっかけです。
キッチンメーカーによるキッチン高の算出方法は「身長÷2+5~10㎝」です。

通常のシステムキッチンの高さが850mm
K様の身長が187㎝。
この算出方法で計算すると985mm~1035㎜のキッチン高が必要です。
しかし各メーカーが用意している高さは800㎜、850㎜、900㎜の3種類です。
そこで今回はキッチンに下駄をはかせる嵩上げ工事で、既存対面カウンターの下場限界のキッチン高1002㎜のキッチンに仕上がりました。

しかしカウンタートップ1002㎜高のキッチンは高いです。
こんなに差があります。私の身長は167㎝ですが、これでは高すぎます。
K様だとこんな感じ、ちょうどおへその下あたりでいい塩梅だと思います。

キッチンの配列は動線で決まる
使い勝手のいい適正サイズのキッチンリフォーム
対面キッチンのメリット
動線を考えたキッチンの移設リフォーム

弊社水廻りリフォーム施工例

リンクをコピーしました

Mybestpro Members

舘慶仁
専門家

舘慶仁(リフォームアドバイザー)

リフォームワーク

長屋などの古家を専門に、お客さまの予算と必要性に応じてリフォームする確かな技術力は、数多い経験による低コスト化と、社内外のチームワークによるトラブルのない工事で、古家を現代的に住みやすく再生します。

舘慶仁プロは朝日新聞が厳正なる審査をした登録専門家です

関連するコラム

プロのおすすめするコラム

コラムテーマ

コラム一覧に戻る

プロのインタビューを読む

古家再生・長屋リフォームの専門家

舘慶仁プロへの仕事の相談・依頼

仕事の相談・依頼