日本のキッチンの歴史
システムキッチンの購入理由は「掃除性」が上位
システムキッチンを購入した主婦は、何にこだわってオプション設備を購入しているのでしょうか?
リクルート社の調べによると、1位「掃除しやすいレンジフード」、2位「食器洗い乾燥機」、3位「IHクッキングヒーター」、4位「人造大理石のワークトップ」、5位「コンセントの増加」が上位にランキングされています。
これらオプション設備の主な購入理由は、1位と2位は掃除性、3位安全性、4位デザイン性、5位機能性を求めてグレードアップして購入しているという事がわかります。
主婦の夕食作りの時間は1時間以上
まず、キッチンで面倒なのは掃除。その事から「掃除しやすいレンジフード」と「食器洗い乾燥機」を上位に選んだのは納得できますね。
キッチン廻りの掃除はシンクや排水周り、魚焼きグリルなど、面倒な掃除の箇所が多いのが実情です。それだけキッチンには、掃除性が求められるが、働く女性の世帯が増加したことで、料理や掃除に十分な時間をかけられない現状があります。
キューピーが実施した「主婦の料理に対する実態調査」を見てみると、夕食にかける時間を1時間以上かけている主婦が半数の51%を超えています。その75%の主婦が時間を短縮したいと回答しています。当然この時間にはあと片付けや掃除時間も含まれています。
3位の「IHクッキングヒーター」についてはどうでしょう。一緒に暮らす子供や高齢者による火の不始末を考慮し、安全性でIHクッキングヒーターを選んでいますが、IHクッキングヒーターは凸凹がないから掃除性も購入理由として挙げられています。
システムキッチンは主婦のプライベートルーム
4位の「人造大理石のワークトップ」を購入している理由についてはデザイン性だけでなく、掃除性も購入理由として挙げられています。それはシステムキッチン廻りがリビングと隔たりを持たせない設計が多いことから、システムキッチンは、暮らしのコミュニケーションを支える掃除がしやすいインテリア家具として、その役割が求められ、それは5位の「コンセントの増加」からも知ることができます。
システムキッチン廻りは、多くの調理器具を使うために、コンセントがより必要なだけでなく、TVやパソコンなどの電子機器などを使用するのも含め、コンセントの増加を望んでいる主婦が増えています。
まさにシステムキッチン空間は主婦のプライベートルームと言えるでしょう。
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