Z世代を面接で見るポイントはマナー

真田直和

真田直和

テーマ:人事制度

会社において今後、中心的な役割を果たすZ世代(21歳以上 25歳以下)。

株式会社manebiが、Z世代(21歳以上 25歳以下)の会社員300人を対象に、「ビジネスマナーに関する調査」を実施し、その結果を公表しています。

調査結果のポイント


・Z世代に聞いた苦手なビジネスマナーランキング
1.電話対応            42.7%
2.メールなどのビジネス文書作成  35.0%
3.敬語・言葉遣い         34.3%
4.食事の際の振る舞い       30.7%
5.上座・下座など席のルール    29.7%
電話対応が苦手というのは、Z世代に限ったことではありません。
昨今、コミュニケーションツールの変化により、
Z世代以上の若者でも苦手であるといえます。

・Z世代に聞いた得意なビジネスマナーランキング
1.得意なものはない   40.0%
2.挨拶・返事      22.7%
3.電話対応       15.0%
4.報連相        10.7%
5.食事の際の振る舞い   7.7%
得意なものはないがトップは意外ですね。
おそらく自身の得なものに気付いていないと思います。
そして、挨拶・返事。
こちらもコミュニケーションツールの変化が影響していると思われます。

・Z世代に聞いた必要だと思うビジネスマナーランキング
1.挨拶・返事          60.7%
2.敬語・言葉遣い        59.0%
3.身だしなみへの気遣い     52.0%
4.電話対応           47.7%
4.メールなどのビジネス文書作成 47.7%
4.報連相            47.7%
これらは一般常識の範囲であり、ビジネスマナーというわけではありません。
学生時代においても必要なマナーであったはずです。

このアンケートでZ世代の意識を伺いことはできます。
これらのマナーを習得するために企業が採用後に研修を行うのも理解できますが、まさに昭和時代の研修内容と全く変わりがありません。
ビジネスにおける環境変化に応じてマナーも変化していくべきです。
そうした視点で面接においても注視する必要があると思います。

調査結果の詳細は下記でご覧いただけます。
https://q.bmd.jp/91/266/6446/88105

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解雇、残業、労働時間など「人」に関する労務問題を4万件以上解決。また、大企業から中小企業まで幅広い業種の人事評価制度設計のコンサルティング実績も豊富です。

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